商店街の紹介

お城南通り商店会は、文字通り小田原城の南にある国道1号線沿いの商店街で、1月の箱根駅伝の往路の小田原中継所がある場所としても知られています。この地域は昔から交通の要所で、明治29年に人間が客車を押すという珍しい鉄道「豆相(ずそう)人車鉄道」の小田原駅がありました。(その場所に碑が建てられています。)小田原から熱海までの鉄道で、明治41年に軽便鉄道に転身し、大正12年まで走っていました。現在この通りは、電線の地中化が一早く行われ、歩道も歩きやすく整備されており、古くから続く商店や生活に便利なお店が並んでいて、地元の方はもとより観光客も多い商店街となっています。また当商店街の小売店が参加している南町シールサービス会は、毎年年末に歳末大感謝セールを開催していますので、ぜひ皆様お越しください。

 

豆相人車鉄道の資料

(片野呉服店)

片野呉服店はバス停早川口近く(この模型が目印)

旧小田原駅

明治29年に人間が客車を押すという珍しい鉄道「豆相人車鉄道」が小田原ー熱海間で開通し、当時の豆相人車鉄道の小田原駅が、現在の国道1号線のバス停早川口近くにありました。それまで、駕籠で約6時間かかっていたところを約4時間で走ったということです。

西海子小路の桜のトンネル

豆相人車鉄道の

旧小田原駅跡

散策にいかがですか?

国道1号線から一本南側の通りに西海子小路(さいかちこうじ)があります。ここは、武家屋敷が集まっていた小路で、その後は谷崎潤一郎や三好達治など多くの文学者が住んでいたところでもあります。またこの通りの両側に桜が植えられ、満開時は桜のトンネルが見事です。

地元の方にも、観光客にも

愛される街へ

趣きあるお店を

のぞくのも楽しい

様々なお店が軒を連ねる

この通りには、古くから続く伝統あるお店や、庶民の暮らしに欠かせないお店など様々な商店が軒を連ねています。お買い物がてら、城下町の歴史を感じさせるこの界隈をお散歩するのも楽しいですよ!