有名なしだれ桜は県下比類のない名木です。
江戸時代の藩主、稲葉正則が植えたといわれ、樹齢約340年、高さ約13m、株元周囲約4.7mの大木です。
見ごろは3月下旬から4月上旬頃で、満開時は花が滝のように垂れ下がり、見事な姿を見せてくれます。
「かながわ名木百選」「小田原市指定天然記念物」にも選定されています。
そしてニュースを一つ。長興山しだれ桜の組織培養による苗木増殖研究が、2009年3月、「クローン苗の増殖」という形で成功しました。
このバイオ技術によって、半永久的に保存し、後代に残すことができるようなったとのことです。
いつかしだれ桜の赤ちゃんに会えるかもしれませんね。