西海子小路は、国道1号の南側に並行して小田原箱根口付近から早川口付近にあります。
その昔、武家屋敷が集まっていた風情のある小路。かつて谷崎潤一郎や三好達治など多くの文学者たちが周辺に居を構え、数々の文学作品を生み出していったゆかりの地でもあります。
今は閑静な住宅街です。また〈さいかち〉という名前の由来はマメ科の植物の名から。実にサポニンが含まれていて、セッケンの代りや薬として使われていました。
昔の人にとってはなじみ深い植物です。
4月上旬には51本もの桜の木が見事に咲き誇り、桜のトンネルとなります。
桜の花びらの舞う通りをのんびりとそぞろ歩きしてみては?