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御幸の浜

御幸の浜

明治6年(1873年)、明治天皇・皇后がおそろいで、地引き網を見学されました。

当時の御幸の浜海岸は小田原海岸、袖が浜等と呼ばれていましたが、天皇・皇后の行幸(ぎょうこう)によって御幸の浜と名付けられました。

昔から著名な名士文士が訪れる、景色の良い場所です。季節を問わず、のんびりゆったり流れる時間。天気の良い日には、伊豆半島や三浦・房総半島まで見渡すことができます。

遊歩道が完備されているので、海風に吹かれながら気持ちよい散歩はいかがでしょうか。

今でこそ「ブランドぶり」は北陸をはじめとする日本海に集中していますが、かつてはブリ漁日本一の名をほしいままにしたのは小田原でした。

戦前の最盛期には、一漁期に24万5千尾の水揚げがあったと言います。現在の静かな海岸からは想像ができませんね。

それが昭和40年代以降は激減の一途をたどりました。平成11年の2、3月に前年の50倍の水揚げで大豊漁と騒がれた時で、わずか2185尾だったそうです。

それでも少しずつ姿を見せるようになったブリ。もう一度相模湾に大群で戻ってきてもらいたいものです。

御幸の浜

「明治天皇・皇后両陛下がおそろいで行幸されたことから名づけられた「御幸の浜」。

天気の良い日には、伊豆半島や三浦・房総半島まで見渡すことができます。遊歩道が完備されているので、海風に吹かれながら気持ちよい散歩はいかがでしょうか。

そして現在の静かな海岸からは想像ができませんが、かつては日本一のブリ漁で賑わっていた浜でもあります。
戦前の最盛期には、一漁期に24万5千尾の水揚げがあったと言います。」